日別アーカイブ: 2017/03/17

アイアンマン・ニュージーランド70.3

国内レースはこれからシーズンインですが、すでに海外でシーズンスタートの方もいらっしゃいます!
3月4日(土)、アイアンマン・ニュージーランド70.3に出場してきた、西東京会員の境さんから大会レポートをいただきました。
いつかは出てみたいですね~。
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ニュージーランドでのアイアンマンは今回で5回目。ロングが3回、ハーフ(70.3)が2回目です。
今回は元々ロングに申し込んでいましたが、1月中旬に70.3が同日開催されるとの案内があり、正式な変更(トランスファー)のシステムを利用して70.3の世界選手権のスロットを狙うことを目標にしました。
レース当日は西からの強風が吹き、スイム会場のタウポ湖は白波が立ち大きくうねっていました。
アイアンマンのエイジグループが大砲の合図で7時にスタート。ハーフは8時10分スタートの予定でしたが、湖の状況を見て30分以上遅れました。
荒れた状況はますます悪くなり、高い波に身体を揺らされ、ブイを見失い、何度か水を飲みました。ブイは見づらかったですが、このコースを何度も泳いだことのある経験から、遠くの景色を目標にして落ち着いて1.9kmを泳ぐことができました。
今回はアイアンマンにおいてスイムの制限時間2時間半に間に合わずにカットオフ、低体温症でドクターストップ、泳いでいる方向が分からなくなった選手らが続出したとレース後に聞きました(例年90%を越える完走率ですが今回は80%以下だったようです)。
バイクはタウポからレポロアという町の約45kmを往復します。ニュージーランド特有の変化に富む地形で緩やかなアップダウンが連続します。
私は自然な牧場が続くニュージーランドの牧歌的な風景が大好きで、バイクのパートでは心から「いいな」という気持ちが毎回わいてきます。
今回は西からの強風で往路は追い風、復路は真正面からの向かい風になりました。そのため往路では平坦なところでも50〜60km/h出ていました。一方、反対車線ではアイアンマンのエリート選手が向かい風に相当苦しんでいます。後半でアベレージが落ちないように、前半にできるだけ稼いでおこうと積極的に走ることにしました。予想通り、折り返した後はほとんど進まず、サイクルメーターも10km/h台。辛抱強くこぎ続けるしかありません。ラストの8〜9kmは一気に下りながらタウポの町へ入って行きます。ここは観客の声援も多く、気持ちよく走ることができます。
ランは素晴らしい景観の湖に沿って2周回します。大勢の観客がゼッケンにある自分の名前を呼びながら応援してくれますので、大変励みになります。
バイクの前半で少し無理をしたこともあり、ランに入ると太ももの前面がつりはじめました。重心の真下に着地すること、できるだけ腕振りと体幹を使って進むこと、そしてたくさんの応援を力にして走りました。後半は両方のふくらはぎもつりはじめ、いよいよ使える筋肉がなくなってきた気配。2〜3回立ち止まってストレッチを試みましたが、止まってしまうと完全にけいれんして二度と走れなくなるように思われ、脚を伸ばしたままできるだけ角度を変えずに体幹と腕振りでラスト3kmを走りました。トータルで目標よりも20分程遅れましたが、無事にフィニッシュ。
その日の夕方にアワードとロールダウンがありました。エイジ8位の成績でしたが、目論んでいた通り2枠ある70.3の世界選手権のスロットが回ってきました。迷わず手を挙げ、手続きを済ませました。9月にアメリカ・テネシー州・チャタヌーガで開催される世界選手権への出場。レース後すぐに次の目標が明確になり、そして自力ではありませんでしたが今回の目標を達成することができ、大きな収穫が得られた大会になりました。
今後もケンズの朝スイム、そして土曜のバイクとラン練習を積み重ねてより自分自身を改善して行きたいと思います。みなさま応援ありがとうございました。