宮古島参戦記

先週行われた宮古島大会に初参加された、西東京校の齋藤純子さんにレースレポートをいただきました。
レース中はそれぞれのドラマがあるように、大会の様子が伝わってきました。
是非、最後までお読みください。あらためて、レースお疲れ様でした!


 
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トライアスロンを始めて3年目。
レースを始めた頃から、いつかはロングのレースに出てみたいと思っていた。
実力不足は歴然。まだ、早いと何度も止めようと思った。でも、やれる時にやらないと。
身体の調子や環境でいつ出来なくなるかは、わからない。後悔しないようにしたい。
宮古はロングの大会にしては距離が短めで、抽選倍率が高い。どうせ当たらないんだから、と運試しのつもりで応募してみた。
そしたら、なんと、当選。(運、使ってしまいました…。)

その後は、もうやるしかないと、普段なら絶対乗らない真冬のバイク練に参加。
スイムもEからDへ。ランはフルマラソンの大会に出場してタイムを意識して走ってみた。
レースが近くなってくると、宮古対策の練習メニューも、組んでもらった。とても1人じゃ出来ない。

レース前日は雨で強風。試泳すると、波が高く酔いそうだ。
バイクコースを車で下見に行くが、伊良部大橋は車でも強い風で揺さぶられる。
こりゃダメかもと、弱気になった。
でも、宮古島の天気は変わりやすいから、当日になってみないと、わからない。
後は天に任せよう。大好きなビールは我慢して早めに就寝。

レース当日は晴れ!微風!神様ありがとうございます!
「トライアスロンは人生です。皆さん頑張っていきましょう」とコールが響き、スタート。
コース取りは直前まで悩んだ。バトルを避けて外側から行くと、方向オンチの私は、コースがわからなくなり、長い距離を泳ぐ羽目になる。
今回はコースロープに沿っていこう。バトルになったとしても、ずっとじゃない。
ペースの合う人にくっついて泳ぐと楽だって、忽那コーチが言ってたっけ。
ブイを見失わないように、ヘッドアップしながら泳いで行く。人が密集してぶつかる事もあったが、少しペースをズラすと、人混みから抜け出す事が出来た。
そして、同じペースの人を見つけた。何故か平泳ぎだ…。
蹴られないように距離を取ったが、よほどペースが同じなのか、離れない。
平泳ぎマンは礼儀正しく、ぶつかるとスミマセンと泳ぎながら謝ってくれる。とってもジェントルマン。

海は前日と打って変わり、波が無く穏やか。リラックスして泳げたせいか、思っていたよりも早くスイム終了して、トランディッションへ。
何を用意するんだっけ❓と考えながら支度するのでとにかくノロい。ボランティアの人に、「こちらにどーぞ」と、勧められるがまま、入らなくてもよい更衣室にまで入ってしまった。
日焼け止め塗り直しは忘れずに、バイクスタート。
笑っちゃうくらい、とにかく気持ち良い。天気は最高。景色は輝いてる。島の人の応援は熱く、ボランティアの子供達はみんな素直。
こんな素晴らしい体験はそうそうできるもんじゃない。あ〜もう終わっちゃうなあ。ふとそう思った。
ここまでくるのに、色々大変だったけど、本当に来て良かった。
バイクは楽しいが、苦手な種目。宮古はアップダウンがたいして無いと聞いてたけど、私には充分過ぎる。
風も出てきたし、さすがに100kを超えたら、腰も痛くなってきて、何とかゴールにたどり着く。

最後のランは、バイクから降りた解放感からか、走り出し好調。応援の声も身近に感じて、勢いがでる。
岡田さんからの、20kまでは抑え気味て行った方が良いよとのアドバイスを思い出す。原田コーチも、ずっと同じペースで走り続けるのが、一番身体に負担がかからないと言ってた。
それからは、少しペースを抑えながら走った。折り返した辺りから、スピードが落ちていく感じがした。
疲れが出てきて、気持ちが下がる度に、沿道の応援や、すれ違う仲間の「ナイス ラン」という言葉に勇気づけられた。
小川さんが、ケンズのウェアを振りながら何回もコースに出てきてくれて、応援してくれた。
力を分けてもらったみたいに、応援してもらう度にペースが戻った。ケンズウェアを買って良かった♡

ランは歩かないって決めてたから、エイド以外は走りきってゴール。あぁ、終わっちゃった。
宮古島のレースは今まで出たどんな大会よりも、素晴らしかった。

50mしか泳げなかった私を、ここまで指導して下さったコーチや応援してくれた仲間には、本当に感謝。
東京からメッセージを送り続けてくれたのを見た時には、涙が出るほど嬉しかったよ。ありがとう〜。
家に戻った翌朝、娘の弁当を作ってたら、「ようやく帰ってきてくれた。有難い。有難い。」と手を合わせて、拝まれた。なんだか、ちょっと嬉しい。
やっぱり家が1番かな。